なりきり美術館
2020年7月11日[土] – 9月6日[日]
千葉市美術館(ちばしび)に、NHK Eテレ「びじゅチューン!」の世界がやってくる!同時開催の常設展「千葉市美術館コレクション名品選2020」にちなみ、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」や「見返り美人図」など、「びじゅチューン!」で歌になったびじゅつ作品の映像を使った体験展示を行います。
会期
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2020年7月11日[土] – 9月6日[日] |
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会場
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1階さや堂ホール |
休室日
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8月3日[月] |
観覧料
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無料 |
主催
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千葉市美術館、文化財活用センター、NHK千葉放送局
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協力
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東京国立博物館
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びじゅつのなかで遊んでみよう!
体感!ザパーンドプーン北斎
絵の中に入り込んで北斎のビッグウェーブを体感しよう!巨大スクリーンの映像で遊べるよ。
葛飾北斎の浮世絵《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》の波はどのくらい大きかったのでしょうか?「びじゅチューン!」では、富士山に恋する波が、自分をアピールするために高く伸びあがるというストーリーです。会場では特大スクリーンに《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》を拡大映像化。絵の中の舟に乗る人物になりきってみると、大きな波が大迫力で迫ってくるはず。さらに、ジャンプの高さで波が大きくなるインタラクティブな仕掛けによって、波の大きさを実感できます。
※5階常設展示室には本物の《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》が展示されます。
見返らなくてもほぼ美人
見え仮美人になりきってポーズを決めてみよう。モニターの中の見返り美人が、きみの動きに合わせて動く!
菱川師宣の《見返り美人図》。「びじゅチューン!」では、恋する男性をチラチラ振り返って見ていたらぐるぐる回ってドリルになってしまった見返り美人。彼女はなぜ振り返っているのでしょうか? 見返り美人になって、その前後のストーリーを創造しながらポーズを決めてみましょう。
※菱川師宣は千葉生まれ。5階常設展示室には、師宣の作品も展示されます。
雨は愛すがどう描く?
もしもきみが絵師だったら、どんな雨を降らせる?広重の絵に君の雨を降らせてみよう。
歌川広重の浮世絵《名所江戸百景・大はしあたけの夕立》の雨の表現にご注目。「びじゅチューン!」では、雨が主人公になりました。会場では、浮世絵の製作工程を知る、工程見本を展示します。雨の線を消した《名所江戸百景・大はしあたけの夕立》絵はがきを持ち帰って、そこにどんな雨をふらせるか、作者になりきって考えてみよう。「ざぁーーーーーっっっ」、「さぁさぁ」、「ぽつぽつ」、さぁおうちで自分の好きな雨をふらせましょう。
※5階常設展示室で、歌川広重のほかの作品も見て、雨の描き方に注目してみよう。
※館内にて新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行っております。
・体調のすぐれない方の来館はご遠慮ください。
・咳エチケット、マスク着用、手洗い・手指の消毒の徹底にご協力ください。
※予定が変更になる場合があります。最新の状況はホームページをご確認ください。
「びじゅチューン!」は世界の「びじゅつ」を歌とアニメで紹介するNHK Eテレの番組です。作詞・作曲・アニメ・歌などすべてを手がけるのはアーティストの井上涼さん。
びじゅチューン!
毎週水曜 午後7時50分放送
プロフィール画像クレジット:©井上涼・NHK2020