エントランス・ギャラリー vol.1 江上越
2020年11月3日[火・祝] – 12月13日[日]
2020年7月に拡張リニューアルオープンした千葉市美術館1階には、さや堂ホールを中心に、ミュージアムショップやカフェが新設されました。賑やかになったエントランススペースを舞台に、若手作家の表現を紹介するシリーズとして、「エントランス・ギャラリー」を開催します。
第1回では、コミュニケーションをテーマに制作活動を続ける江上越をご紹介します。会期中には、アーティストトークなどのコミュニケーションプログラムを予定しています。作品や作家とのコミュニケーションを通し、新たな表現への入り口を楽しんでいただけることを願っています。
日時
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2020年11月3日[火・祝]〜12月13日[日] |
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休館日
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12月7日[月] |
会場
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千葉市美術館1階(ミュージアムショップBATICA、エントランススペース) |
主催
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千葉市美術館、BATICA |
協力
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岩沢兄弟、きてん企画室 |
コミュニケーションプログラム
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テキストや音声から顔を想像して描いてみよう *会期中いつでも参加できます
テキストや音声で紹介されている人物の顔を想像し、絵に描いてみましょう。描かれた顔の絵は会場に展示され、いろんな人が想像した顔を見ることができます。
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誤聴ゲーム(どんぐりプロジェクト):コミュニケーションとイマジネーション *作家滞在日に随時開催しています
誤聴ゲームなどのコミュニケーションを通して、話されたストーリーや相手から受ける印象を元に、アーティストがクリアボックスに顔を描きます。描き終わった顔の絵を見ながら、参加者が選んだどんぐりにメッセージや名前を書き、ボックスの中に入れます。いつか発芽するかもしれないどんぐりは、その場で起こった会話のプロセス、記憶のシンボルであり、また、コミュニケーションの新たな始まりを表しています。
*クリアボックスは会場に展示します。お持ち帰りできませんのでご了承ください。
アーティスト滞在スケジュール:
11月:6~8日、13~15日、20~23日、27~29日 12月:9~13日
※途中休憩等、不在の場合もございます。
11月:6~8日、13~15日、20~23日、27~29日 12月:9~13日
※途中休憩等、不在の場合もございます。
プロフィール
江上 越
1994 年千葉生まれ。ドイツHFG(The Karlsruhe University of Arts and Design)大学、北京・中央美術学院に留学。海外での豊富な経験から誤聴、誤視、誤解、情報伝達におけるズレなどに関心を抱き、コミュニケーションの本質を追求している。現地調査、文献資料を通して言語学、 人類学、哲学など様々な学問領域から言語の源による人間の本能を探求しながら作品を制作している。
主なグループ展に「VOCA展2020」(上野の森美術館)、「Asian Art Prize 2019 Finalist」(香港大館美術館)、「第二回北京メディアアートビエンナーレ」(中央美術学院美術館)、主な個展に「In to the light…Etsu Egami solo show」(ドイツ)、「Dialogue beyond 400 years」(ロンドン)、「This is not a Mis-hearing game」(北京)、「対話4000年―江上越個展」(千葉市芸術文化新人賞受賞プロジェクト)、「にじいろ」(台北)など。