あり得た(る)かもしれないその歴史を聴き取ろうとし続けるある種の長い旅路、特に日本人やオランダ人、その他もろもろに関して
2022年2月11日(金・祝) 17:30-/2月12日[土]14:00 –
17世紀オランダで出版された「モンタヌス日本誌」に描かれた摩訶不思議な日本人と西洋人がお辞儀をする図像。緻密なリサーチと躍動的な想像によって「あり得た(る)かもしれない歴史」を音楽にのせて紐解いていくレクチャー・パフォーマンス。
日時
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2022年2月11日[金・祝]17:30- [受付・開場16:30-] 2022年2月12日[土]14:00- [受付・開場13:00-] |
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料金
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一般 1500円 、高校生以下 500円(未就学児は無料) |
出演
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mamoru(レクチャー、倍音笛)、So Oishi(DJ)、河合真人(声明) |
会場
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1階さや堂ホール |
定員
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各回80名(先着)✳︎定員に余裕がある場合は当日受付あり |
協力
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Yuka Tsuruno Gallery |
企画展「ジャポニスム―世界を魅了した浮世絵」関連プログラムとして、ジャポニスムの誘引剤ともなった、17世紀のオランダにおける当時最大の情報網や東洋に対する想像が生み出した一見奇妙に思える図像やテキストに端を発するレクチャー・パフォーマンスを開催します。
パフォーマンスは日本語の語りを中心に、英語やその他の言語、音楽が折り重なるように進行していきます。今回特にとりあげられるのは17世紀オランダで出版された「モンタヌス日本誌」に描かれた摩訶不思議な日本人と西洋人がお辞儀をする図像。そのイメージを起点に、お辞儀といういたって日常的な仕草に関する緻密なリサーチと跳躍的な想像に古代ー大航海時代ー第二次世界大戦ー現在、オランダーインドネシアー台湾ー日本をまたにかけた「あり得た(る)かもしれない歴史」が紐解かれます。アーティストの私見、仮説飛び交う詩的で音楽的な拡がりをお楽しみください。
パフォーマンス言語:日本語(英語字幕付き)
The performance will be performed in Japanse with English subtitles.
※受付は会場入り口にて開演の1時間前より行います。
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・参加を希望される回(①2月11日17:30- ②2月12日14:00-)
・参加人数
2016 年ハーグ王立芸術アカデミー/音楽院、アーティスティック・リサーチ修士課程修了。資料の読み込み、インタビュー、状況の再現、フィールドレコーディングなど様々な手法を駆使しつつ誰も気に留めないような小さな声に耳を傾け聴くことから「あり得た(る)かもしれない」歴史を想像し、現在の複数性、そして未来を可能にするためのオルタナティブな世界観を模索し続ける。国内外の美術館、ギャラリー、フェスティバルなどでレクチャー・パフォーマンス、ビデオ・エッセイ、映像、サウンド、インスタレーション作品などを発表。
http://www.afewnotes.com
電子音楽作曲家・DJ・エンジニア。2015年、オランダのハーグ王立音楽院ソノロジー研究所修士課程修了。以後ヨーロッパを拠点として、楽曲発表、ライブ、コンピューター作曲プログラムやソフトウェアシンセサイザーの開発を行う。テクノ・ハウスなどのダンスミュージックから、アンビエントや実験的なエレクトロニカ作品まで手がけるが、一貫して電子音楽で表現できる新しい音色の可能性を追求している。2021年に帰国し、日本での音楽活動を再開した。
浄土宗瑞林院住職。1999年より京都の百万遍知恩寺式衆会所属にて声明を学ぶ。2004年から七聲会の一員として声明法要を国内外で行いヨーロッパの音楽祭などにも参加。近年は五知会を立ち上げ2012年にハワイの寺院100周年での声明法要や後進の指導にも力をいれているほか、ヨガ寺としての活動も精力的に行っている。