その他のプログラム
さや堂ホール展示プロジェクト

遣り取りの行方

2018年2月4日[土]-12日[月・祝]

会期

2018年2月4日[日]-2月12日[月・祝]

会場

1階さや堂ホール

観覧料

無料

主催
千葉市美術館
協力
Sunilab、宝塚大学、Nao Yonamine、NO ARCHITECTS、night cruising


千葉市美術館1階「さや堂ホール」にて、林勇気×SJQによる展覧会を開催。映像と音楽が融合したインスタレーション作品を発表します。

ネットワーク上にアップされた画像や音は誰かと共有されたり、端末に保存するなどして使用されています。また、その中で誰からも忘れ去られ、存在しているデータもあるでしょう。
プログラムの目によってそれら両像を認識し、人工生命体として生成し、撮影者の意図を越え動き、声をだし、遣り取りをはじめ、生態系をつくりだします。
一連の流れは現実泄界にも相互に影響を与えます。人工生命体の音と、現実の音が遣り取りをはじめることで、常に変容していく地図のような音楽と図像が姿を表します。
それらは日々アップロードし、共有、コピー、インデックス化され、時には人の現実社会と相互に大きな影葬を与えあいながら 跡形もなく消去される無数のデータの新陳代謝が行われる様子を可視化・音響化しています。

アーティストトーク
2月12日[月]14:00-
会場にて出展作家の林勇気、SjQによる本展の解説等を行います。またワークショップ形式で映像と音のインスタレー ションを使用した鑑賞体験にご参加いただけます。

写真募集
2月3日[土]-12月12日[月]Twitterを利用し、スマートフォンの写真を使って作品にご参加いただけます。
詳しくは次のホームページをご参照ください。https://yaritori.site(終了しています)

プロフィール
林勇気(はやしゆうき)

映像作家。1997年より映像作品の制作を始める。自身で撮影した膨大な量の写真をコンピュータに取り込み、切り抜き重ね合わせることで映像を作る。その制作のプロセスと映像イメージは、デジタルメディアやインターネットを介しておこなわれる現代的なコミュニケーションや記録のあり方を想起させる。主な展覧会に、2011年個展「あることbeing/something」(兵崖県立美術館)、「HUMANFRAMES」(Kunst im Tunne/ドイツ、Substation/シンガポール)、2014年「窓の外、恋の旅ー風景と表現」(芦屋市立美術博物館/兵庫)、2015年「アンカラ国際映画祭」(トルコ)、2016年個展「電源を切ると何もみえなくなる事」(京都芸術センター)、2017年「彼方へ」(普岡市美術館)、「未来への狼火」(太田市美術館・図書館

https://kanyukuyuki.tumblr.com

 

 

SjQ

魚住勇太(ピアノ)、米子匡司(トロンボーン)、ナカガイトイサオ(ギター)、アサダワタル(ドラム)、大谷シュウヘイ(ベース)によるプロジェクト。ループを用いず、一つ一つの音と音がドミノのように反応させることで、音楽が生まれ、展開する。演奏はコンピュータなどで、生演奏をリアルタイムで音響処理を行うライプエレクトロニクスという手法で行われる。近年は音楽を軸としながら、現代アート/クラプ/電子音楽など、領域を横断する活動を展開。2013年、映像のKezzardrixをメンバーに加えたプロジェクト[SjQ++]がメディア・アートの世界的な賞である「アルス・エレクトロニカ2013」において”Award of distinction”受賞(デジタルミュージック部門)。国際的な注目を集める。

http://sjq.jp

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