つくりかけラボ関連イベント
原倫太郎+原游|RE 幼年期ディスカバリー関連イベント

アーティストトーク ーキネティック・アートの作家をゲストに迎えて

2023年3月19日[日] 14:00より

「つくりかけラボ10 原倫太郎+原游|RE 幼年期ディスカバリー」では、国内外で活躍する3人のキネティックアートの作家をお迎えして、アーティストトークを行います。
キネティックアートとは、主に動力を取り入れた美術作品の総称で、100年近い歴史があります。今回ゲストとしてご登壇いただく、牛島達治さん、市川平さん、片岡純也さんは、それぞれ独自の研究をされており、表現方法も多岐にわたります。
前半は原倫太郎+原游のお二人を含め各アーティストの作品紹介、後半はフリートークを予定しております。ぜひこの機会に、それぞれのアーティストが考える「『動力』をどのように表現するのか?」の真髄にふれてみてください。

日時

2023年3月19日(日)
14:00より(13:45より受付開始)

出演

原倫太郎+原游、牛島達治(美術家)、市川平(特殊照明作家)、片岡純也(美術家)

参加方法

当日先着順

対象

どなたでも

定員

20人程度

会場

4階 市民アトリエ2

参加費

無料

出演者プロフィール

牛島達治(うしじま たつじ)

メカニカルな仕組みや時間軸にともなう変化=動き、自然科学や終わりのないいとなみに惹かれる。しかし、私の表現(≒問い)は、それらを造形的に、あるいは、工学的な合理性で解決しようとは思わない。いずれも大切な方法ではあるが、どちら側にも寄りたくはない。私の表現は、造形と工学を地平として立ち上がるのだが、頭部をどこにむけるかということ。そのことにより、新たな見晴らしを探している。 

市川平(いちかわ たいら)

1965年生まれ、1991年武蔵野美術大学大学院修了。現代的なモチーフを選び、彫刻に様々な素材や要素を取り入れ、SF的な物語性を感じさせる作品群を制作。2016年より元彫刻家の特殊照明作家として、多数のコラボレーションワークを実現。2021年「市川平セルフコラボ展」(発電所美術館) 、2020年「岡本太郎美術館 20 周年記念展」(川崎市岡本太郎美術館)。
 

片岡純也(かたおか じゅんや)

電球や食器や本などの日用品に、物理的エネルギー(重力、風力、磁力等)を加えて本来の役割とは異なる動きを見せるキネティックな作品を制作する。個人での活動に加え、アートユニット「片岡純也+岩竹理恵」としても活動している。主な展覧会に「瀬戸内国際芸術祭」(宇野エリア、岡山、2022年)「MOTアニュアル2020 透明な力たち」(東京都現代美術館、2022年)。

写真:hergo

原倫太郎+原游(はら りんたろう + はら ゆう)

インスタレーション作家の原倫太郎(1973年神奈川県生まれ、2000Sandberg Institute修了)と、画家の原游(1976年東京都生まれ、2001年東京藝術大学大学院美術学部美術科油画専攻修士課程修了)によるアーティスト・ユニット。
個々の活動に加え、ユニットでの活動では観客参加の大型体験作品を多く制作している。主な展覧会に20122015年「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟)、20172021年「北アルプス国際芸術祭」(長野)、2019年、2022年「瀬戸内国際芸術祭」(香川)、「北越雪譜アドベンチャー」越後妻有里山現代美術館 MonET(新潟)、「越後妻有 大地の芸術祭 2022」(新潟)など。2008年には絵本『匂いをかがれるかぐや姫~日本昔話Remix~』が「文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門において奨励賞を受賞。

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