No.2 「猿」
2022年10月23日[日] 14:00-
コレスポンダンス・プロジェクトの一環として、6回に渡り会場に語り部をお招きし、「万物が語る」というコンセプトのトーク(パフォーマンス)を開催します。このトークにおける「ゲスト」は、あくまでも人間以外のさまざまな存在です。語り部の方々には、そうした「ゲスト」の代弁者として「ゲスト」になりきっていただき、その視線から、世界のこと、人間のこと、自分のことについて、講演を行なっていただきます。後半は語り部と大小島さんによる対談を行います。
開催日時
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2022年10月23日[日] 14:00-(13:45開場予定) ※15:30終了予定 |
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語り部
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足立薫(霊長類社会学者) |
定員
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15名程度 |
参加方法
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当日13:00より4階子どもアトリエ入口にて整理券配布 |
会場
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4階 子どもアトリエ |
参加費
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無料 |
2回目の「ゲスト」は猿、足立薫さんです。猿になりきるパフォーマンス、対談、どのようになるのでしょう。
関連イベント終了報告
以下のリンクから、パフォーマンスにおける語り部の言葉と大小島さんのトークを受けて制作された作品を見ることができます。ぜひご覧ください。
https://ohkojima.com/news/news-1340
現代美術家。1987年東京生まれ。異なるものたちの環世界、その「あいだ」に立ち、絡まり合う生と死の諸相を描くことを追求している。インド、ポーランド、中国、メキシコ、フランスなどで滞在制作。2014年にVOCA奨励賞を受賞。2017年にはアニエスベーが支援するTara Ocean 財団が率いる科学探査船タラ号太平洋プロジェクトに参加。2021年「ククノチテクテクマナツノボウケン」KAATで舞台美術を手がける。 主な参加展覧会に、「いのち耕す場所」(2019年、青森県立美術館)、「瀬戸内国際芸術祭-粟島」(2019年)、「Re construction 再構築」(2020年、練馬区立美術館)、「コロナ禍とアマビエ 」(2022年、角川武蔵野ミュージアム)、「地つづきの輪郭」(2022年、セゾン現代美術館)、「世界の終わりと環境世界」(2022年、GYRE GALLERY)。主な個展に、「鳥よ、僕の骨で大地の歌を鳴らして」(2015年、第一生命ギャラリー)、「L’oeil de la Baleine/ 鯨の目」(2018-19年、フランス・パリ水族館)。主な出版物として『鯨の目』(2020年、museum shop T)など。
霊長類社会学者。京都産業大学、現代社会学部准教授。霊長類の行動と生態から、彼らの社会を研究。西アフリカ、コートジボアールのオナガザルの混群(異種のサルが一つの群れを作る)を研究した後、香港でマカクザルと地域住民の関係を調査している。