No.1 「山」
2022年10月16日[日] 14:00
コレスポンダンス・プロジェクトの一環として、6回に渡り会場に語り部をお招きし、「万物が語る」というコンセプトのトーク(パフォーマンス)を開催します。このトークにおける「ゲスト」は、あくまでも人間以外のさまざまな存在です。語り部の方々には、そうした「ゲスト」の代弁者として「ゲスト」になりきっていただき、その視線から、世界のこと、人間のこと、自分のことについて、講演を行なっていただきます。後半は語り部と大小島さんによる対談を行います。
開催日時
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2022年10月16日[日] 14:00-(13:45開場予定) ✳︎15:30終了を予定しております |
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語り部
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石倉敏明(人類学者・神話学者) |
定員
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15名程度 |
参加方法
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当日13:00より4階子どもアトリエ入口にて整理券配布 |
会場
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4階 子どもアトリエ |
参加費
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無料 |
初回の「ゲスト」は山、石倉敏明さんです。山になりきっていただき、どんなパフォーマンス、どんな対談が繰り広げられるのでしょうか。
関連イベント終了報告
以下のリンクから、パフォーマンスにおける語り部の言葉と大小島さんのトークを受けて制作された作品を見ることができます。ぜひご覧ください。
https://ohkojima.com/news/news-1327
現代美術家。1987年東京生まれ。異なるものたちの環世界、その「あいだ」に立ち、絡まり合う生と死の諸相を描くことを追求している。インド、ポーランド、中国、メキシコ、フランスなどで滞在制作。2014年にVOCA奨励賞を受賞。2017年にはアニエスベーが支援するTara Ocean 財団が率いる科学探査船タラ号太平洋プロジェクトに参加。2021年「ククノチテクテクマナツノボウケン」KAATで舞台美術を手がける。 主な参加展覧会に、「いのち耕す場所」(2019年、青森県立美術館)、「瀬戸内国際芸術祭-粟島」(2019年)、「Re construction 再構築」(2020年、練馬区立美術館)、「コロナ禍とアマビエ 」(2022年、角川武蔵野ミュージアム)、「地つづきの輪郭」(2022年、セゾン現代美術館)、「世界の終わりと環境世界」(2022年、GYRE GALLERY)。主な個展に、「鳥よ、僕の骨で大地の歌を鳴らして」(2015年、第一生命ギャラリー)、「L’oeil de la Baleine/ 鯨の目」(2018-19年、フランス・パリ水族館)。主な出版物として『鯨の目』(2020年、museum shop T)など。
1974年東京生まれ。人類学者・神話学者。秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻准教授。シッキム、ダージリン、ネパール、東北日本等でフィールド調査を行い、環太平洋の比較神話学、複数種をめぐる芸術人類学、アーティストとの協働制作をおこなう。2019年、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際芸術祭日本館展示「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」に参加。共著書に『野生めぐり 列島神話の源流に触れる12の旅』(田附勝との共著、淡交社)、『Lexicon 現代人類学』(奥野克巳との共著、以文社)、『モア・ザン・ヒューマン マルチスピーシーズ人類学と環境人文学』(以文社)など。