武士と絵画
2024年1月6日[土] – 3月3日[日]
会期
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2024年1月6日[土] – 3月3日[日] |
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休館日・休室日
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休室日:1月9日[火]、15日[月]、2月5日[月]、13日[火] |
観覧料
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一般500円(400円) 大学生400円(320円) 小・中学生、高校生無料 ※( )内は前売券、および市内在住65歳以上の料金 ◎本展チケットで5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」もご覧いただけます。 |
主催
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千葉市美術館 |
「サムライ、浮世絵師になる! 鳥文斎栄之展」と同時開催の所蔵作品展として、江戸時代の武士と絵画の関係をテーマに、千葉市美術館収蔵作品で構成した小特集を開催いたします。
鳥文斎栄之は、家禄500 石の旗本でしたが、武士の身分を離れ、浮世絵師として活躍するようになります。栄之はなぜ浮世絵をそれほど描いたのか、栄之とその周辺で武士らしき一派がかくも描いた意味について、他の事例と比べて見えることがあるでしょうか。
絵筆によって名を残す “描いた武士” をたどってみるならば、戦国の世に武家に生まれながら家の滅亡から武門を捨て絵筆で身を立てることになった武人画家たちがいました。江戸幕藩体制が確立すると、その中で御絵師という役職につき家業として務めを果たした武士たちがいます。武家においては、幼少期から教養として絵を学びます。殿様自身も描きましたがここでは、藩務に忠勤しながら絵に秀でて名をなした者や、学問によって藩に仕えた者。退隠し、さらには藩から脱して文人として生き、絵筆をふるった武士たちをとりあげます。また逆に絵の技芸によって召し出され藩の絵師として活躍するという経歴をたどった者もいました。そして動乱激動の幕末期に絵筆を持っていたラストサムライは、維新後どう生きたのか。武士と浮世絵ということでは、絵師に身を転じ残 照の浮世絵を担ったラストサムライもいました。
本展示では、描いた武士たちという側面からのごく一部の紹介とはなりますが、同時に受容する側の思いにも触れ、刀と絵筆のさまざまな交錯のあり方から、江戸絵画に武士が果たした役割や意味についてもご覧いただければ幸いです。