とある美術館の夏休み
2022年7月16日[土] – 9月4日[日]
会期
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2022年7月16日[土] – 9月4日[日] |
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休館日・休室日
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休館日:8月1日[月] |
観覧料
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一般1,200円(960円) 大学生700円(560円) 小・中学生、高校生無料 ※( )内は前売券、および市内在住65歳以上の料金 ◎ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は観覧料半額。 |
主催
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千葉市美術館 |
協賛
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箔座株式会社、TOKYO ACRYL |
協力
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さふらん生活園、island JAPAN、SCAI THE BATHHOUSE、SHISEIDO THE STORE、TARO NASU |
「夏休み」といえば、海水浴や縁日、お盆のお墓参り、旅行、自由研究……とさまざまなものごとが思い浮かびます。それは子どもから大人まで、誰にとっても、いつもとちょっと違う時間に出会い、ささやかで特別な経験をする時期なのではないでしょうか。
では、美術館の夏休みは、どんなものなのでしょう? 現代美術家の新作と古美術作品。アート作品とプロダクト。普段は一緒に展示されることが少ない、さまざまな表現者と所蔵作品とのコラボレーションを通して、美術館という場所そのものを「日常と非日常のあわい」から眺めてみたいと思います。
想像を超える出来事ばかりが現実になるいまだからこそ、美術館という場所に降り積もった時間や記憶に触れ、誰かの、そしてあなたの「日常」と出会い直してみませんか?
【参加作家+クリエイター】中﨑透、ミヤケマイ、清水裕貴、津田道子、目[mé]、小川信治、華雪、きぐう編集室、山野英之、井口直人×岩沢兄弟、Mitosaya薬草園蒸留所、井上尚子、文化屋雑貨店、(new) service[西舘朋央+佐久間磨(Rondade)]
美術館をときほぐす
展覧会でスポットライトを浴びるのは「作品」ですが、それ以外にも多くの存在があります。美術館を、普段あまり意識されることのない、学芸員、監視スタッフ、ガラスケース、鑑賞者である「あなた」を通して、見つめ直すことを試みます。約1万点の収蔵作品のなかから、4組の現代美術家(中﨑透、ミヤケマイ、清水裕貴、津田道子)が作品を選び、新作とコラボレーションします。
作品と出会い直す
千葉市美術館では「千葉市を中心とした房総ゆかりの作品」「近世から近代の日本絵画と版画」に加えて、「1945年以降の現代美術」を収集しています。2組の現代美術家(目[mé]、小川信治)が、所蔵されている過去の自分の作品と出会い直し、新作とともにインスタレーションを構成します。
日常で表現する
「作品」とそうでないものの差は何でしょう?毎日の習慣として行っている日記や書、コピー。かたちを持たない匂いや生活用品としての雑貨など、日々の生活のなかで生まれるさまざまな表現をご紹介します。美術館が、作品が、そしてあなたの日常が、これまでと違ったものに見えるかもしれません。