企画展
所蔵作品展

「やっぱり素敵な人だった」 −勅使河原蒼風、棟方志功の作品を中心に−

2019年7月2日[火]- 8月25日[日]

会期

2019年7月2日[火]- 8月25日[日]

※この展覧会は終了しました

休館日

8月5日[月]

観覧料

一般200円(160円)大学生150円(120円)小・中学生、高校生無料

小・中学生、高校生、県内在住の65歳以上の方および障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料

( )内は団体30名以上の方の料金

☆同時開催 「没後60年 北大路魯山人 古典復興 ―現代陶芸をひらく―」をご観覧の方は入場無料

主催
千葉市美術館

北大路魯山人の展覧会開催にちなみ、千葉市美術館の所蔵作品・寄託作品の中から彼と交流のあった二人の芸術家、勅使河原蒼風(1900-79)と棟方志功(1903-75)の作品を中心に紹介します。
 魯山人と彼らのジャンルを超えた交流は、祖父・可亭(1857-1919)の代から魯山人と交流のあった岡本太郎(1911-96)や一時期魯山人宅の離れに住んだイサム・ノグチ(1904-88)をも交え、昭和戦後期のエピソードとして知られています。
 今回の所蔵品展のタイトルである「やっぱり素敵な人だった」は、魯山人の没後に行われた座談会で志功が発した言葉です。他の芸術家たちに対する遠慮のない魯山人の批評はしばしば毒舌として受け取られ、多くの反発と誤解を招きました。しかし魯山人はいけばなと木版画の世界に新しい生命を吹き込んだ蒼風と志功の制作活動に対しては同時代人として理解を示し、彼らもまた魯山人に触発されました。
 今回は蒼風と志功の作品の他、魯山人が美術を志すきっかけとなった竹内栖鳳(1864-1942)をはじめとする近代の京都画壇の画家による作品などを展示します。
 北大路魯山人の展覧会を迎える所蔵作品展として、お楽しみ下さい。
 最後になりましたが、貴重な作品を当館にご寄託下さった一般財団法人草月会および個人の皆様方に心より御礼を申し上げます。
 本展開催にあたり、作品収蔵にご協力を賜りました所蔵家の皆様をはじめ、日頃より当館の活動にお寄せ下さる温かいご理解とご支援のすべてに心より御礼申し上げます。

Search