木版画の神様 平塚運一展
2018年7月14日[土]- 9月9日[日]
生涯、版画三昧!
102歳まで生きた木版画のレジェンド待望の回顧展
会期
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2018年7月14日[土]- 9月9日[日] ※この展覧会は終了しました |
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休館日
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8月6日[月]、9月3日[月] |
観覧料
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一般1200円(960円) 大学生700円(560円) 小・中学生、高校生無料 ※( )内は前売券、団体20名以上、千葉市内在住65歳以上の方の料金 ※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料 ※前売券はミュージアムショップ(7月8日まで)、ローソンチケット(Lコード:33971)、セブンイレブン[セブンチケット]および、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口にて7月13日まで販売(7月14日以降は当日券販売) |
主催
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千葉市美術館
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平塚運一(明治28 -平成9年/1895-1997)は、島根県松江市の宮大工の家に生まれました。
木材と彫刀に囲まれた環境で幼い頃から木版画に親しみ、大正2年(1913)の夏、松江で開催された洋画講習会で講師の石井柏亭と出会い、画家への憧れを募らせます。同4年に上京、柏亭から彫師伊上凡骨を紹介されて半年のあいだ内弟子となり、伝統的な彫版を身につけました。同じ頃に初期仏教版画を発見し、その素朴さや力強さに影響されながら自身のスタイルを築き、以後国画会と日本版画協会を主な舞台に活躍します。
自画・自刻・自摺を旨とする創作版画家たちのなかでも、ひときわ高く自在な技術から「木版画の神様」と称され、またよき指導者としても知られ、技法書や版画講習会を通じて彫り、摺ることの喜びを伝えて棟方志功ら多くの後進を育てたのです。
その造形は、初期の温雅な多色摺から、昭和初年に始まる豪快な黒白の構成へと展開しました。戦後の昭和37年(1962)には67歳にしてアメリカに渡り、同地の風物を題材に新たな作風を開拓、さらに1970年代には裸婦を主題にみずみずしい一群を残しています。102歳で稀有な版画人としての生涯を閉じるまで、版業は実に80年に及びました。
本展は、寄託品に所蔵品をあわせた木版画約300点から平塚運一の仕事を回顧します。古代と現代を、そして東洋と西洋を架橋したといわれる強靭かつ華麗な作品世界を、どうぞ心ゆくまでご堪能ください。
※本展は千葉市美術館単独開催となります。