企画展

生誕135年 石井林響展 −千葉に出づる風雲児−

2018年11月23日[金・祝]- 2019年1月14日[月・祝]

会期

2018年11月23日[金・祝]- 2019年1月14日[月・祝]

※この展覧会は終了しました

休館日

12月3日[月]、12月29日[土]~1月3日[木]

観覧料

一般1200円(960円)大学生700円(560円)小・中学生、高校生無料

☆おなまえ割引…姓が「石井」あるいは名前に「天」「風」「林」「響」がつく方は観覧料2割引(お名前がわかるものを受付でご提示ください)

※( )内は前売券、団体20名以上、千葉市内在住65歳以上の方の料金
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料

※前売券はミュージアムショップ(11月11日まで)、ローソンチケット(Lコード:31517)、セブンイレブン[セブンチケット]および、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口にて11月22日まで販売(11月23日以降は当日券販売)。

主催
千葉市美術館

 石井林響(本名 毅三郎1884-1930)という、明治大正の時代を駆け抜けた日本画家がいました。千葉県山辺郡土気本郷町(現千葉市)に生まれ、東京で橋本雅邦に入門、はじめは「天風」の名で若くして頭角をあらわし、歴史画から色鮮やかな風景画や田園風俗画へと画風を大きく展開させながら、画壇への刺激や示唆を与え続けた熱血漢でした。「どこの展覧会でも光っていた」と言われる活躍をし、帝展の委員となるなど地位も築きますが、「林響」と号を変えた大正の半ばからは次第に「野に帰る心地」となり、大正15年、郷里に近い千葉の大網宮谷に画房「白閑亭」を築いて移住。新たな画境へ進み始めたところでしたが忽然と、45歳の若さで急逝しました。しかしその才気と気概は、画人たちや房総の人々にも大きな存在感を遺しています。

 本展では新たな資料と視点を交えて画業の全容を回顧、文人画への傾倒などを通じて「野人林響」が追い求めた理想の世界を探り、今の時代にこそ見直してみたい、その魅力をあらためて広く紹介します。

※本展は千葉市美術館単独開催となります。

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