没後70年 北野恒富展
2017年11月3日[金・祝]- 12月17日[日]
「画壇の悪魔派」と呼ばれた日本画家
会期
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2017年11月3日[金・祝]-12月17日[日] ※この展覧会は終了しました |
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休館日
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11月6日[月]、11月27日[月]、12月4日[月] |
観覧料
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一般1,200円(960円) 大学生150円(120円) 小・中学生、高校生無料 ※( )内は前売券、団体20名以上、千葉市内在住65歳以上の方の料金 ※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料 ※前売券はミュージアムショップ(10月23日まで)、およびローソンチケット(Lコード:32858)、セブンイレブン(セブンチケット)(11月2日まで、11月3日以降は当日券販売)、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口(11月2日まで)にて販売。 |
主催
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千葉市美術館、産経新聞社
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特別協力
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大阪新美術館建設準備室、アートシステム
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北野恒富(1880–1947)は金沢の生まれ。はじめ新聞の版下彫刻を手がけますが、17歳で大阪にでて絵師に転じ、まずは新聞小説の挿絵で名をはせました。華やかな美人画ポスターでも人気を得ますが、明治43年(1910)の文展で《すだく虫》が初入選、翌年の同展でも《日照雨》が三等賞となり、日本画家としての地位を確立します。
大正3年(1914)再興第1回院展に《願いの糸》を出品、以後は同展を主な舞台に、東京の鏑木清方、京都の上村松園と並ぶ、大阪を代表する美人画家として活躍を続けました。高い技術と自由な発想をかねそなえ、また最初期は妖艶な女性像に挑んで「画壇の悪魔派」と呼ばれ、大正中期には《淀君》に代表される内面表現の深化を見せ、昭和に入るとモダンかつはんなりとした清澄な画風に到達するその多彩さも、他の画家にはない、独自の光を放ちます。
本展は北野恒富の没後70年を記念し、官展や院展で発表された名品に加え、門下の作品や関連資料も網羅する久々の大回顧展です。妖艶と清楚、聖と俗の交錯する、恒富の魅力に迫ります。
※会期中、一部展示替えがございます(前期:11月3日~11月26日 後期:11月28日~12月17日)。