美術館ボランティアが選ぶ千葉市美術館コレクション展
2006年10月17日[火]- 12月3日[日]
会期
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2006年10月17日[火] -12月3日[日] ※この展覧会は終了しました |
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休室日
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2006年10月2日[月] |
観覧料
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一般200円(160円) 、大学・高校生150円(120円) ※( )内は前売および団体30名様以上 ※同時開催の「浮世絵に見る薬と病い」展(10月29日まで)と共通料金 ※同時開催の「浦上玉堂展」(11月3日~12月3日)のチケットをお持ちの方は無料。 ※10月14日(土)、15日(日)、18日(水)は、市民の日無料開放日 |
主催
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千葉市美術館
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千葉市美術館では、今年度は32人のボランティアの皆さんが美術館で活動しています。
その方たちが、プランを立てて作品を選定し、チラシや目録作り、展示プランから広報に至るまで、協同して作り上げる展覧会です。
《以下、このページの内容も、ボランティアスタッフが作成しました。》
千葉市美術館では、2003年4月より“美術館を楽しもう”をモットーに美術館ボランテアによる活動が行われています。ギャラリートークや鑑賞リーダー(児童・生徒の団体鑑賞のためのガイド活動)などを美術館学芸員と共に展開しておりますが、本年度には新しいメンバーも加わり、新たな段階を迎える事になりました。
「美術館ボランテアが選ぶ千葉市美術館コレクション」展は、千葉市美術館が大切に所蔵している市民の文化財産を市民の皆さまに広く知っていただき、「より開かれた身近で親しみの持てる美術館」となって欲しいという願いをこめて、千葉市美術館の初めての試みとして、展示作品の選定から、作品紹介のリーフレットやポスター図案の作成、展示レイアウト、会場案内といった全ての分野をボランティアが中心になって進めたものです。
作品・構成:
「私がもう一度会いたい、皆さまに是非お見せしたい」作品を約7000点の所蔵品の中から57点を投票で選びました。そのトップ5は、次の通りです。
1 喜多川歌麿の「納涼美人図」は、当館が世界に誇る肉筆浮世絵、
2 棟方志功の「二菩薩釈迦十大弟子」は、サンパウロ・ビエンナーレなどで大賞を受賞した棟方の最高傑作版画と言われる作品、
3 円山応挙の「秋月雪峡図」は、応挙の最活動期における水墨画六曲一双屏風、
4 鏑木清方の「薫風」は、紫陽花とアザミが咲き並ぶ板橋に佇む若い女性に薫風が心地よい、清方壮年期の美人画大作、
5 浜口陽三の「19と1つのさくらんぼ」は、千葉が誇る銅版画家による神秘すら感じさせる力作。
江戸から現代まで、広い範囲にわたる名品の数々は、これまで千葉市美術館に来られる機会のなかった方々にもきっと楽しんでいただけるものと確信しております。