ダン・グレアムによるダン・グレアム展
2003年12月2日[火] – 2004年2月1日[日]
会期
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2003年12月2日[火] – 2004年2月1日[日] ※この展覧会は終了しました |
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休室日
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毎週月曜日(1月12日は開館)、12月29日[水]-2004年1月3日[土]、1月13日[火] |
観覧料
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一般800円(640円) 大学生・高校生560円(450円) 小・中学生240円(200円) ※( )内は団体30名以上及び前売料金 |
主催
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千葉市美術館
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後援
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フランス大使館
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協力
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エールフランス航空
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企画協力
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ホワイトインターナショナル
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1965年にアーティストとして活動を開始して以来、ダン・グレアムは常に時代の最先端を走り続けてきました。狭義のアートの枠組みに収まりきれない個性的な彼の作品は、欧米を中心に、近年高い評価を得ています。
60年代中頃、まだコンセプチュアル・アート(概念芸術)という用語すら知られていなかった時代に、雑誌等の印刷メディアを通して、同ムーヴメントの先駆けとなる言葉や図表を用いた作品を発表しました。70年代、多くのアーティストたちが、パフォーマンスをはじめとする自らの作品をフィルムやビデオに記録するなかで、グレアムはフィルムやビデオを単に記録媒体として用いるのではなく、ハーフ・ミラーや鏡と組み合わせ、独特の視覚体験をもたらすインスタレーションを生み出しました。
このハーフ・ミラーと鏡を用いたインスタレーションは、彼の建築への強い興味と一体になり、80年代初頭にはパヴィリオン/彫刻という彼独自の芸術スタイルへと発展しました。ミニマル彫刻として外部から鑑賞できるだけでなく、建物として内部に入ることも出来るこれらのパヴィリオンは、光の状態次第で鏡面状にも透明なガラスにもなるハーフ・ミラーの働きにより、実に多様で豊かな表情を見せてくれます。
「ダン・グレアムによるダン・グレアム」展は、そのタイトルが示すとおり、作家自身の意向が強く反映された展覧会です。最初期の作品から新作に至るこのアメリカ人作家の40年に及ぶ歩みが単に一望できるだけでなく、随所にグレアムならではのアイディアが盛り込まれます。