ベルギー絵画 -20世紀の巨匠
2000年7月22日[土] – 8月27日[日]
会期
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2000年7月22日[土] – 8月27日[日] ※この展覧会は終了しました |
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休室日
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月曜日 |
観覧料
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一般800円(640円) 大学生・高校生700円(560円) 中・小学生300円(240円) ※( )内は前売、または団体30名以上の料金 |
主催
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千葉市美術館
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ヨーロッパ北西部に位置するベルギーは、小国ながら、古くから交通の要衝として栄えてきました。現在もEU本部が置かれるなど、ヨーロッパの政治・経済において重要な位置を占めています。芸術、文化の面でも、ベルギーの前身であるフランドル時代に、ファン・アイク、ブリューゲル、ルーベンスなどヨーロッパ美術を代表する巨匠たちを生み出しました。
このフランドル絵画の伝統は、1830年に独立したベルギーの美術にも受け継がれます。2つの言語、文化圏に分かれるという状況下、隣国フランスの最先端の美術から多大な影響を受けながらも、ベルギーの画家たちは自らの文化的アイデンティティを問いかけてきました。そして近代以降も、世界的に著名な画家を数多く輩出していきます。19世紀末から20世紀初頭のクノップフとアンソール、シュールレアリスムのマグリットとデルヴォー、コブラ・グループの作家たちなど、近年日本でもお馴染みとなった画家たちの名前を挙げることができます。
この展覧会では、ベルギーの20世紀絵画に焦点をあて、その軌跡を紹介します。前述したお馴染みの画家たちの作品を中心に、これまで日本ではほとんど紹介されていない画家たちの作品も数多く展示されます。