作家名 |
歌川 国芳
うたがわ くによし
UTAGAWA Kuniyoshi
[1797-1861]
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作品名 |
相馬の古内裏
そうまのふるだいり
The Ancient Dairi of Soma (Mitsukuni and The Monster Skeleton)
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技法/材質 |
大判錦絵 3枚続
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寸法 |
(右)37.1×25.5cm(中)37.3×25.2cm(左)37.2×24.1cm
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制作年 |
弘化2〜3年(1845〜46)頃
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受入年度/種別 |
平成12年度/購入
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分類 |
浮世絵版画/近世版画
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所蔵品番号 |
2003002
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歌川国芳は、初代歌川豊国の弟子で、文政(1818~1830)後期に「通俗水滸伝豪傑百八人一個」のシリーズのヒットにより、武者絵の国芳として知名度を上げて人気絵師となった。
山東京伝による読本『善知安方(うとうやすかた)忠義伝』に取材した作品で、源頼信の家臣大宅太郎光国と平将門の遺児で、妖術を操る滝夜叉姫との対決の場面である。活劇を見るような動きのある描写と大胆な構図に国芳らしさのよく表れた人気の作品である。生々しい骸骨が御簾を破って大きく半身を乗り出しているが、読本の中では数百の骸骨が戦闘を繰り広げるのを、あえて大きな骸骨の出現に代表させて鑑賞者の意表をついている。3枚続は、1図ずつでも構図が独立するように作画するのが通常であるが、その慣例に従わない大胆な構成にも国芳らしい創意が感じられる。 (『千葉市美術館 所蔵作品100選』 2015年)
山東京伝による読本『善知安方(うとうやすかた)忠義伝』に取材した作品で、源頼信の家臣大宅太郎光国と平将門の遺児で、妖術を操る滝夜叉姫との対決の場面である。活劇を見るような動きのある描写と大胆な構図に国芳らしさのよく表れた人気の作品である。生々しい骸骨が御簾を破って大きく半身を乗り出しているが、読本の中では数百の骸骨が戦闘を繰り広げるのを、あえて大きな骸骨の出現に代表させて鑑賞者の意表をついている。3枚続は、1図ずつでも構図が独立するように作画するのが通常であるが、その慣例に従わない大胆な構成にも国芳らしい創意が感じられる。 (『千葉市美術館 所蔵作品100選』 2015年)