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「カラダでしゃべろう・カラダできこうPart3〜パントマイムでつながるイメージの世界〜」を開催しました

2025.3.13 みんなでつくるスタジオ

2024年度に開催した、ワークショップパートナーによる企画を報告いたします。
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2025年3月1日(土)「カラダでしゃべろう・カラダできこうPart3〜パントマイムでつながるイメージの世界〜」を開催しました。
今回は親子ペアで参加してくださった方がたくさんいらっしゃいました。

はじめは、パントマイムってなに?という説明を簡単にして、講師がやっていることは何かな?とパントマイムクイズ。言葉を使わなくても、思った以上にやっていることや気持ちまで細かいところが伝わります!
次は、ココロとカラダをほぐす体操。手をプラプラさせて〜カラダをやさしくさすってじんわり味わいます。肩にぎゅーっと力を入れたら、どさーっと抜く。パントマイムでは、チカラを入れる=「緊張」と、チカラを抜く=「脱力」がとても重要。

ココロとカラダがほぐれたところで、パントマイムを体験。
「かべ」と「ふうせん」のテクニック。コツは…?


自然と身体全体を大きく使ってますね〜♪

 

かべでも短いお話ができます!

かべをキ〜ック!

 

ふうせんは、まずふくらませるところから。ひとりで遊んで、次は2人組で遊ぶ。最後は全員でキャッチボールならぬキャッチ風船!

風船のキャッチはこんなふうにやりますよ〜!

 

目でしっかり合図をして相手に渡さないと、見えない風船はすぐにどこかにいっちゃいます。

渡す人をしっかり決めて。

グループごとにキャッチ風船

 

そしてその風船が風に飛ばされて「ぴゅ〜」みんな一斉に追いかけた姿が印象的。

風船が風に飛ばされた!風船待って〜〜っ

 

そして、今日は絵の中の人物になることに。美術館の常設展で自分のなりたい人物を探そう!
みんな、どの人になろうか〜?!と、じっくりと絵を鑑賞して…

常設展示室で作品を鑑賞

 

親子ペアや2人組やひとりで、それぞれ発表する簡単なストーリーを作って練習。

ストーリーの中に食べるシーンをいれたのですが、なんでも表現できることを説明すると、何を食べようかと、ワクワクしながら決めている子も!想像するって楽しいですね!
そして発表では、言葉を使わなくてもしっかりそれぞれがつながり、コミュニケーションが取れていました。


絵の中の人になりきっているね!

最後に少しだけ講師のパントマイムを観ていただき、ワークショップは終了しました。

アンケートに答えていただいている間に、みなさんおひとりずつ感想も聞かせていただくことができ、とても実りのある時間になったことを実感しました。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。 

参加者からの声

<おとな>
・参加型で勉強になる、新しい発見があった。またぜひ参加したい。
・先生のご説明の中でいろいろ気づき学びがありました。実践することで気づきが多くあった。他の人たちにも体験をさせたいです。
・パントマイムについてさらに興味を持つことができてよかったです。親子でとても実りある経験ができました。ありがとうございました。
・美術館で作品を見る良い機会にもなりました。自分達の作品を作るところまで体験できて満足しました。
・親子で楽しくできた。言葉を使わずとも意思疎通できたのがうれしかった。また次回も参加したいと思います。
子どもの普段見ることができない、意外な一面を見ることができてよかった。頼もしかったです。

<こども>
・やるのがたのしかった。ほかの人のもみれてたのがおもしろかった。たのしかった。(7歳)
・自分でパントマイムのお話しが作れたところがとてもよかった。(8歳)
・自分で考えたことを、声、音無しで表現するのが、とても楽しかったです。またやりたいです。(11歳)
・たのしくきほんをおしえてくれたのがとてもよかった(7歳)

(報告者:山田とうし )

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