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「アートをあそぶてつがく対話 〜つまんないってどういうこと?〜」を開催しました

2024.5.15 みんなでつくるスタジオ

2024年度に開催した、ワークショップパートナーによる企画を報告いたします。
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2024年5月6日、親子向けの対話ワークショップを開催しました。小学校低学年から中学生まで幅広い年代のお子さんと大人の方計6組12名の方が参加してくださいました。

テーマは「つまんないってどういうこと?」。皆さんがこれまでに経験した「つまんないもの(こと)」をきっかけに、新たな問いが次から次へと浮かんできます。自分との関わりが薄いとつまんない?「つまんない」はイライラなど他の感情も含んでいるのでは?など、の意見には、なるほど〜と頷く場面も。


自己紹介を兼ねたアイスブレイク


YES/NOゲームで和やかな雰囲気に


事前に出した課題「あなたにとっての「つまんない」を教えて!」

子どもチームの対話。小学校低学年〜中学3年生の子どもたちが同じテーマについて問いを深めました

対話の後は、オリジナルの「TOITOY NOTE」を携えて、常設展の鑑賞へ。今回も各々じっくりと作品に対峙し、真剣にメモを取りながら鑑賞を楽しんでいる様子でした。


対話後の常設展鑑賞


親子で対話しながら鑑賞するのも、TOITOYワークショップならではの光景

想像をかき立てる現代アートを前に、子どもたちは何を思う?


鑑賞後は、再び親子分かれて感想を共有します


全員で感想共有とQ&Aの時間


大人チームではどんな意見が出たのか、興味津々

 

一見アートとは関係のなさそうなテーマでしたが、対話によって既存の価値観がごちゃまぜになった状態で鑑賞することにより、新しい体験が生まれているのかも?そんな気づきを得られたワークショップでした。

 

参加者からの声
・自分以外の意見などがヒントになったりして、視野が広がるからいいなと思った。
・「つまんない」は日頃から感じていることだから、「つまんない」と付き合って生きていくことが大事。
・あまり異業種の方と対話する機会がないので、色々な「つまんない」が聞けて面白かった。
・大勢の人の前で何かを話すのは苦手な方だと思っていましたが、事前のルールがあり、安心して話すことができました。
・つまらないものは何か、という問いを通じ、自分の価値観や他者との違いの楽しさに気づけた。

(報告者:TOITOY )

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