2023年度に開催した、ワークショップパートナーによる企画を報告いたします。
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2024年2月10日(土)に「イメージのカケラを並べて~ガラスで描くモザイクアート~」を開催しました。
まずは会場内の様子をご覧ください。
写真①最初はウォーミングアップ。「植物」「バレンタインデー」などのテーマに沿って、遊び感覚でガラスを並べてみます。その際、怪我をしないように特製の『引っ付き棒』でガラスを取りました。
写真②メインワークでは、それぞれの中で浮かんできたイメージに沿って、好きなガラスを好きな配置で並べていただきました。この時点ですでに、個性が表れ始めていました。
写真③並べたガラスの配置を崩さないように、養生テープを活用してパネルに接着。
写真⑤実は、テレビの取材が入っていましたが、皆さんそれよりもガラスに夢中!楽しそうに、でも集中して作業をされていました。
写真⑧作品には、タイトルもつけてもらいました。これがまた、グッとくるものばかり。豊かな発想力に驚かされます。
写真⑨ガラスの美しさと、個性溢れる作品が素晴らしい!!つい魅入ってしまいました。
写真⑩参加者の何人かからは感想をお聞きすることもできました。ちょっと照れながら、でもどこか誇らしそうにご自分の作品について語ってくれました。
今回は、48名の方にご応募をいただきまして、小学生~大人の方まで ガラスの美しさを生かした素敵な作品を作っていただきました。
当日、テレビの取材が入りましたが、参加者の皆さん全員から撮影の許可を いただき、インタビュー等でもご協力をいただきました。私にとっても大変思い出に残る一日となりました。
スタッフの皆さんの極め細やかな対応のおかげで、保護者の方も含めると50名近い参加者の方に、怪我もなくワークショップをご体験いただけました。
今回の開催で私のワークショップパートナーとしての活動は一区切りとなりますが、2年間で合計7回の活動で、142名の方にステンドグラスを作る楽しみや、ガラスの美しさを知っていただくことができました。また、小学生の親子参加や、定員10名のワークショップなど、未経験の内容に挑戦し、沢山の事を学ばせていただきました。
今まで参加してくださった全ての参加者や保護者の皆様。そしていつも私を支えてくださったスタッフの皆様、そして千葉市美術館のスタッフの皆様に 心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
参加者からの声
【小学生】
・ガラスの色をきめたり、ガラスのいちを考えたりして、楽しかったです。ガラスを見て、デザインが頭の中でだいたいきまったとき、完成が楽しみでした。
・ようじょうテープをはずしているときがすごくおもしろかったです。
・そうぞうして、どうしたらそうなるのかな?どうしたらきれいになるかと考えながらするのがすごくたのしかったです。さいごにタイトルをつけて完成!だけどタイトルを考えるのがむずかしかったです。
【中学生】
・ガラスを2段に重ねて、立体的にすることで色々な個性が発揮されて、自分のデザインで完成できたところがとても良かった。
【大人】
・初めて美術館のワークショップに参加しました。大人の私にも気にかけてくださり嬉しかったです。素敵な作品が出来ました。自宅に飾ろうと思います。
・スタッフの方、先生、同じテーブルの方も、すごく雰囲気が良く、作品を作るだけではなく、素敵な時間を過ごせました。
・子供と一緒に参加できたこと。子供たちの豊かな想像力を見れたこと。とても楽しかったです。
・説明が丁寧で分かりやすかったです。ガラスの種類も多く綺麗でした。スタッフの方も親切でした。
・ウォーミングアップがあったおかげで、イメージが膨らみました。やり方も分かりやすく、没頭してしまいました。先生の優しくやわらかい語りと雰囲気も良かったです。
(報告者:鵜澤直美/UZAWA STAINED GLASS )