2022年度に開催した、ワークショップパートナーによる企画を報告いたします。
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2023年3月14日（火）、花冷えの青空広がる日に「染めて織る～べんがら泥染め裂き織りコースター作り～」を開催しました。
最初に一日の流れをお伝えし早速べんがら染め開始。 染め方を三つご紹介し四色の中から二色をお選びいただき、二枚の手ぬぐいを染めました。

一色に全体を染める方法、まだらに染める方法、線状に志望方法、色は赤、ピンク、黄色、グレーからお選びいただきました。

各々染めていただいた後はパーテーションを活用して、乾燥兼鑑賞。 その間に織りの簡単な説明と最初に細糸で織っていただき、お昼休憩。

午後は、裂き織りの説明から始はじめり、ご自身で染めた生地を裂いていきます。 そしていよいよ織りの行程へ。 経糸一本ずつ、上下、上下と裂いた生地を通していきます。 これが単純なようで繊細な作業で手こずっている方もいらっしゃいました。

一枚目が終わった方から二枚目へ。 二色で染めた裂き糸をうまく使って縞にしたり、そのまま無地にしたり。

多めに用意した生地でしたが、全部使ってみっちりとしっかりした仕上がりになったり、まだらや線上に染めた裂き糸の白部分の出方もそれぞれに表情があってみていて心躍るコースターが二十枚並んだ姿は圧巻でした。

自宅でも作りたいと早速織り機を購入された方からの報告も届き、“ごみ”とうい概念のなかったその昔、一枚の布を大切に大切にしてきたことから生まれた裂き織りという技術をお伝えすることが出来たこと、とても嬉しく思います。ありがとうございました。

参加者からの声
・夢中になりました
・集中できて日常のことを忘れることが出来た。作る楽しさがよかったです。
・べんがら染めと織りの二つの体験を楽しめました。無心になってめいそうの様でした。
・丁寧なご指導のお陰で完成できた。染めというと少し大変だと思っていたが簡単に楽しめることが分かった。
・持続可能な未来へつながると感じました。

（報告者：祈織-INORI-  小塩敦子 )