３月４日（土）に友の会会員限定イベント「ちばしびコレクション散歩『無縁寺心澄の描いた千葉』」を開催しました。

コレクション展「房総ゆかりの作家たち　特集展示：無縁寺心澄」の出品作品を中心に、無縁寺心澄（1905-45）が描いた風景とそのおもかげを徒歩で巡りました。

当日は快晴で、穏やかな天候に恵まれました。現在、１階のさや堂ホールとなっている旧川崎銀行千葉支店から始まり、都川、千葉県庁周辺、千葉県立千葉中学校・高等学校（旧制千葉中学校）、そして亥鼻公園まで、講師の田辺昌子副館長の解説を挟みながら1時間半ほど歩きました。

参加者の皆さまは解説に熱心に耳を傾けたり、作品と同じ画角で写真を撮ったり、参加者同士で会話をされるなど、楽しんでいただけたご様子です。

当会会員の皆さま向けのイベントも、コロナ禍で２年ほど中止を余儀なくされていました。「ちばしびコレクション散歩」は、３密を避けながら会員の皆さまに当館が所蔵する作品に親しんでいただく方法はないかと、今年度当初から計画してきたイベントの一つです。

当館友の会の愛称である「ちばしびフレンズ」の名のとおり、千葉市美術館にもっと親しんでいただけるきっかけになれるよう、これからもイベントを企画・開催していきます。美術館ホームページで随時お知らせしますので、ご興味のある方はぜひご参加ください！

当日の資料（パンフレット）