2022年度に開催した展覧会関連ワークショップを報告いたします。
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2022年5月5日(木・祝)に、美術館主催・親子ミニワークショップ「ふわふわな粘土であそぼう」を開催しました。
マシュマロのような触り心地の粘土を使い、5歳から小学3年生までのお子さんとその保護者の方を対象に、おうちでつかえるマグネットをつくりました。
プロジェクターを使った説明を見聞きながら、さっそく粘土のさわり心地を楽しみます。
押してみたり、ちぎってみたり、のばしてみたり。作る前に素材の魅力にも触れてもらいます。
事前に同じ粘土を使った制作体験済みの美術館ボランティア5名が、当日サポートに入りました。参加者のみなさんとコミュニケーションをとりながら、要所要所でちょっとしたアドバイスも。
粘土への飾りつけは自由。会場中央には、いろいろな素材や色を選べる「素材ゾーン」を準備しました。ビュッフェ形式で使う分だけを選び、テーブルに戻ってマグネットに飾りつけをします。
制作途中で、きちんとマグネットがつくかホワイトボードに貼ってチェック!
「こどもの日」に開催したため、鯉のぼりを作っていたお母さんも。
クッキー型を使って、きれいに形を切り出す子も。
ボタンやタイル、スパンコールなどいろんな飾りを試す子もいました。
制作時間は約30分。いろいろな形、飾りつけのマグネットをたくさん出来上がりました!
餃子やしゅうまいなど、個性的で素敵な作品も。
出来上がったマグネットをホワイトボードに貼って乾かすため、参加者の方同士で「これ、可愛いですね!」「格好いい!」など会話が交わされていました。制作スピードが違っても焦ることなく自分のペースで作ってもらえるよう、お披露目会はあえて行わなかったのですが、この「ホワイトボードに貼っておくこと」がお披露目会代わりとなり、みなさんの作品を見ることができる良い機会になりました。
このワークショップでつくったマグネットを、ぜひおうちでも使ってくださいね!
マグネットはお菓子の缶に貼り、形が崩れないようにお持ち帰りいただきました。
今回のような午前中に2回行う「ミニワークショップ」は初めての試みでしたが、短時間に集中して楽しんでいただけた手応えがありました。今後は通常のワークショップはもちろん、ミニワークショップも企画していきたいです。
ぜひまたご参加いただければ幸いです。
参加者の声(アンケートより抜粋)
・子供たちがマエストロのように作品を次々と楽しそうに産み出してました。大人も楽しかったです。
・自由にやっていいところがよかったです。
・完成作品を貼る場所が席からも見やすく、他の人の作品も見れたところがとてもよかった。
・子どもも親も没入できて、楽しい時間を過ごす事ができました。
・子供が自由な発想でものづくりができてよかった。
・形を作るところ、飾りつけがたのしかった。
(報告者:ワークショップ担当 上田美里)