2021年度に開催した、ワークショップパートナーによる企画を報告いたします。
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2021年8月1日(日)に「マスキングアートと水彩〜夏の花・光の表現を楽しむアート〜」を開催しました。
夏の花である千葉市の花・オオガハスと向日葵をテーマに、B5サイズの塗り絵を元絵に、自由な表現をプラスした独自の水彩画を描きました。 ワークショップの冒頭にYoutubeで花の咲き方や光の様子、花と千葉との関わりなどについて鑑賞し、描くモチーフに対する想いを深めました。
水彩の技法としてマスキングインクも用意することで、表現に独自性が広がりました。背景を描く際にカバーするという本来の役割だけではなく、マスキングインクを盛って厚みを出したり、上から色をかけたり、モチーフとして追加したり出来ることもお伝えすることで、実験のように試して楽しむ様子が印象的でした。
全員マスクでのご参加でしたが、アート表現の中に自由度やコミュニケーションを感じることが出来ました。
参加者からの声
・マスキングインクを乾燥後にペリペリと剥がしたり、あえて残すと絵具を弾いて面白かったです。
・背景をマスキングインクで白抜き表現で、空に雲を描いてみました。
・水彩のグラデーション・ぼかしを試したり、混色で自分だけの色を創って楽しみました。
・お花はすべてを塗らずに、あえて白い部分を残したり、花びらの先端だけ色を置くなど表現も工夫しました。
(報告者:美エイジング®協会 )