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パウル・クレー 東洋への夢
Paul Klee and East Asia



会期 2009年5月16日(土)〜 2009年6月21日(日)
※本展は終了いたしました。






 1902年、22歳のパウル・クレーは、旅先のフィレンツェでヨーロッパ公演中だった川上音二郎一座の舞台を観て、主演の貞奴と日本の演劇から強い印象を受けました。おそらくクレーにとってこの体験が、「日本」と直接的に触れた最初の機会と推測されます。そして続く1905年〜08年頃には、北斎漫画をはじめとする浮世絵をモデルにした作画上の試みを数点手掛けています。

 クレーは個人コレクターや出版物を介して浮世絵を知る機会をもったようですが、最初期にはフランス印象派、後期印象派の影響を強く受けており、浮世絵の構図を援用したゴッホの作品などからも間接的に日本美術を学んだといわれています。線描による造形を探究していた初期のクレーにとって、北斎漫画の巧みなスケッチが格好の手本となったことは容易に想像されます。 20世紀初頭のヨーロッパでは日本や中国の美術を紹介する書籍が相次いで出版されており、後年クレーの書架にも中国文化関連の書籍が並んでいたといいます。またクレーが、漢詩の世界に強く惹かれていたことも広く知られています。

 本展は、スイス、ベルンにあるパウル・クレー・センターの協力のもと、これまであまり注目されることのなかったクレーと日本・中国文化との接点に焦点をあてます。線描画家として頭角を現しつつあった初期作品に浮世絵からの直接的な影響を確かめるとともに、色彩画家として成熟した中期以降の作品に見られるアジア的なかたち(カリグラフィー、省略、シンボルといった要素)にも注目し、パウル・クレーと東アジア文化を結ぶ糸をたぐり寄せます。デッサンや水彩画などクレー自身の作品約90点に加えて、本展に出品されるクレー作品と関連する浮世絵版画等も展示します。


出品リストはこちら。(PDF 224KB)

 主  催
 後  援


◎浮世絵をモデルにした作画の例(本展の出品作品より) クレーは北斎漫画を模写していた!



1905年の素描より
(パウル・クレー・センター所蔵)




『北斎漫画』八編より
(浦上蒼穹堂蔵)


◎主な出品作品




パウル・クレー《蛾の踊り》
1923年 愛知県美術館蔵




パウル・クレー《中国風の絵》
1923年 宮城県美術館蔵



パウル・クレー《女の館》
1921年 愛知県美術館蔵


パウル・クレー《無題(二重の目測)》
1938年頃 パウル・クレー・センター蔵


ご案内
観覧料

一  般  800円(640円)
大学・高校生  560円(450円)
中・小学生 無料
※( )内は団体30人以上・前売料金および千葉市内在住60才以上の方
※前売券は千葉市美術館ミュージアムショップ(5月10日まで)、千葉都市モノレール
 「千葉みなと駅」「千葉駅」 「都賀駅」「千城台駅」の窓口(6月21日まで)にて販売

開館時間 10:00〜18:00
金、土曜日は20:00まで
※入場受付は閉館の30分前まで
休館日

第一月曜日(6月1日)

関 連

監修者による記念講演会
パウル・クレー 東洋への夢」
5月17日(日)/14:00より/11階講堂にて/先着150名/聴講無料
【講師】奥田修(パウル・クレー・センター研究員)


講演会
「パウル・クレーと色彩」

5月31日(日)/14:00より/11階講堂にて/先着150名/聴講無料
【講師】前田富士男(慶應義塾大学名誉教授/アートセンター元所長)


ファミリープログラム
「生きている線、魔法の線」

6月13日(土)/14:00〜16:00/11階講堂にて
【対象】小学校低学年の子どもとその保護者15組/参加費300円
要申込  詳しくはこちら


担当学芸員によるギャラリートーク

5月20日(水)、6月12日(金)/14:00より

ボランティアによるギャラリートーク
会期中の毎水曜日14:00より(5月20日をのぞく)


市民美術講座
「『北斎漫画』の魅力」
6月20日(土)/14:00より/11階講堂にて/聴講無料/先着150名

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