千葉市美術館
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草間 彌生
幻の青春をあとにして
ミクストメディア/ 115.0×340.0×260.0cm / 1988年




長野県松本市に生まれる。49年京都市立美術工芸学校を卒業。57年渡米し、ドナルド・ジャッドをはじめ数多くの芸術家たちと交友を深める。この頃から、ネットペインティングの制作に着手。61年ホイットニー・アニュアル、66年第33回ヴェネツィア・ビエンナーレに参加。60年代後半、鏡張りの部屋や多数のハプニングで注目を集める。73年の帰国後は『マンハッタン自殺未遂常習犯』をはじめ小説の発表も開始。87年北九州市立美術館、89年ニューヨークの国際現代美術センターで回顧展。93年再度ヴェネツィア・ビエンナーレに参加。


草間は、クレス・オルデンバーグとほぼ同時期の61年に、ソフト・スカルプチュアの制作を開始している。以後30年にわたり、縫いぐるみのファルスを日常的なオブジェの表面に張り巡らす作業を執拗に繰り返している。幼年期以来の父性への嫌悪、性的なオブセッションに基づくと言われるファルスは、「幻の青春をあとにして」においては、同じく草間にとって重要なモチーフである水玉模様に覆われている。特定の動向への分類を拒絶する彼女の極彩色の世界は、極めて私的な意識に貫かれているのである。


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