千葉市美術館
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英 一蝶 はなぶさ いっちょう
四条河原納涼図 しじょうがわらのうりょうず
紙本着色一幅 / 32.9×56.0cm/貞享〜元禄11年(1684〜98)頃





四条河原の床の上で、思い思いに涼を楽しむ姿が、繊細でみずみずしい筆致で捉えられている。右側には、若い者に負われて川を渡る黒頭巾姿の粋人がいる。扇をかざし床の人々になにやら叫んでいるようだ。浮世の風流に同化し、それを洗練された草体の作風で描き出した一蝶の真の面目を示す一幅である。

英一蝶(1652-1724)は、京都に生まれ、幼い頃江戸に出て狩野安信に学んだが、元禄11年(1698)三宅島に流される。本図は、画風と落款から、配流以前の作であるが、その中でも典型的な風俗画であるという点において重要な作例と言えるであろう。「水無月中之三日 遊花洛書 朝湖」という署名によれば、京に滞在した折の六月十三日に描いたことになる。


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